現在、部屋の時計は5:23です。朝食は7時からだったと思います。朝日がまぶしく小屋の屋根を照らしています。さて、朝の散歩でもしようか思いましたが散歩には早過ぎます。もう少し待とうとベッドにもぐっていたら外が騒がしくなってきました。やけに早い出発なんだと思いました。階段をがたがたと降りる足音も聞こえます。なぜなんだと自分の時計を見たところ7:45です。昨日、部屋に入った時、この時計は2時間遅れていました。宿の奥さんが時間を合わせて出て行きました。だから遅れているなんて思いもよりませんでした。でも今日は一日レンタカーで美瑛を廻るだけですから余裕です。
この民宿「陽だまり」は若夫婦二人で何から何までやっているようです。今のに時期、一番忙しい時期ですから、ご主人は常に走って仕事をしています。厨房から駐車場まで10m足らずですが走っています。今朝もお客様を見送ったり駅まで送ったり、今はお客様が転んでけがをしたとかで病院まで送って行ったとか
    (これは 奥様の話し)忙しく動いています。私たちは9時に駅まで送ってもらう事になっています。 
この民宿、古い建物を自分でで改修して営業しているそうです。天井のランプはエコタイプの蛍光灯にコーヒーの瓶を被せて雰囲気を出していますし、テーブルとか携帯電話充電台など手作りです。もう10年になるので雨漏りがして修理しながらやっていますと奥さんの話し。
    私たちの部屋の名前が「藤田君」他の部屋は山の名前だったような気がしますがなぜでしょう。
朝食はベーコン、目玉焼き、生ハム、サラダなど。そして自家製のパンいずれも美味しものばかりでした。建物のがユニークさに引かれて泊まった宿ですがご主人も奥さんもとても良い人でした。ちなみにご主人は仙台人。奥さんは愛媛人だそうです。なぜと思われる方は是非「陽だまり」に行って聞いてみてください。ちなみに私は聞いてきました。機会があったならまた行って泊まってみたい宿として記憶しておきたい宿です。
  9:00過ぎにご亭主に美瑛の駅まで送ってもらいました。今日は一日中美瑛をレンタカーで巡る予定ですから余裕です。予約していた駅レンタカーは駅事務所の中にありました。申込書を書いて、カードで支払いをして手続きは終わりです。車は日産マーチでした。マーチとは結構相性がいいので安心です。レンタカーは9:00〜17:00まで借りました。料金は保険料込みで8130円。この時期北海道料金ですからこれでも安いそうです。美瑛はレンタサイクルを利用して自転車で廻っている観光客も多くいます。自転車でのんびりなんて初めは思ったのですが、ここはアップダウンがすごくて押して歩く方が多いですよと宿の御亭主も言っていました。何しろ還暦を過ぎた老夫婦ですから自転車で無理するよりミニカーでゆっくりのんびり。これは良い選択でした。今のレンタカーは全車にナビが装備されています。目的地を入れれば勝手に道案内をしてくれますが私はナビが使えません。  
  もらった美瑛ロードマップにはマップコードが指定されていて9ケタの数字を入れればOKだったのですが使わず仕舞いでした。猫に小判みたいなものです。レンタカーの担当者から一応の説明を受けて、車をひと廻りしてキズがない事を確認して、カギをもらっていざ出発です。
まずは国道237号に出てゼルブの丘へ。ヒマワリと牧草ロールまさに北海道ですよね。 
 
 
、ボランティアガイドのおじさんから、ゼルブの丘からケンとメリーの木に行く裏コースを教えてもらいました。こちらから行くとケンとメリーの木の根元に行く事が出来るのです。昭和47年に日産スカイラインのCMに登場したポプラの木です。近くで記念切手を 売っていました。妻は何か売っているとすぐに買いたくなる癖があるようです。いつ、誰に手紙を書くのやら切手セットを買ってきました。    
   セブンスターの木を遠く後ろから観ました。 左の一本のカシワの木、右の林には名前は無いと思います。道路のところどころにちょっとした駐車が出来るようなスペースがあります。観光客のためか農作業のためかはわかりませんが、絶好のカメラポイントです。観光バスでは車窓観光ですが、今回は好きなように見て回る事が出来ます。

親子の木、バスのガイドが右手遠くの丘を観てください、親子3人が手つないでいるように見えます。とこの前このあたりを通った時説明されましたが、今回は車を降りて甜菜を前景に写真を撮りました。
  北西の丘展望台。市街地
の北西にあり、水道の排水
池の上に展望台があります
ここからは美瑛の丘の全景
を観る事が出来ます。レスト
ランや土産や、が数軒並ん
でありますが、妻は車の中
で寝ています。
 
   
ここまでは結構順調に廻ってきました。ちょっと路を間違えましたが昼近くにマイルドセブンの丘に着く。出発前ガイドブックを見て窓越しにマイルドセブンの丘を見る事が出来てドイツの家庭料理が味わえるカフェレストランLandCafeでランチを食べいと思ったのですが月曜日は定休日。この事にはチェックを入れておきましたので食事は後回しで西美創造の杜美術館に。   
  ここは昨年は時間がなくて
廻れなかったところです
西美創造の杜美術館は、
榎木孝明水彩画館と大野
勝彦美術館で構成されて
います。榎木孝明美術館
の水彩画はやさしさと夢を
感じます。大野勝彦美術館
は生きると言う力強さを感じ
ます。
 
   
   塔のある小学校として写真のモチーフになっている美馬牛小学校。どこから写真を撮ればいいのか判りませんでした。事前にしっかりチェックを入れておくべきです。    
  美馬牛小学校から少し走ると四季彩の丘です。ここの花畑は広くて見事です。入場は無料なんですが入口に協力金の募金箱が置いてあります。一人200円お願いします。 
ロールくんの奥に大雪の山が連なっています。
   
哲学の木はパノラマロードの端っこにあります。車ですから苦労なく行けます。写真を撮ろうと車を止めてカメラを木に向けたら犬が出てきました。たぶん畑作業に付いてきているのだと思います。カメラを見てくれればよかったのですが・・・・ 

  これで予定した美瑛での観光は終わりです昼食がまだでしたので急いで、美瑛の街の「木のいいなかま」にランチをする予定でした。「木のいいなかま」に着いたのが15:15でした。営業時間は11:00〜15:00。お客さんが出てくるだけでした。昼飯はあきらめました。だったらもう少し走ろうと国道237号を富良野方面へ。
 
  先ほどここは何と思いながらも、と美しく咲いている花畑 を尻目に通過したところに戻ってきました。ここがかんのファームでした。    
午後4時近くになりました時間はもう少し あります。車ですのでジェットコースターの道に行かないわけにはいきません。かんのファームからさらに南下、右折して西11号道路がジェットコースターの道です。直線約4Kmのアップダウンが続きます。車もありませんが測定が怖くてやたらにスピードも出せません。    
  ガソリンを満タンにして、と行っても8Lも入りません。車を返して、また、のろっこ号に乗って旭川に行きます。     
  17:50 旭川駅に到着。このホームは富良野線のホームです。函館本線のホームから地下道で連絡しているローカルのホームです。
  今夜の宿は駅前のビジネスホテルです。夕食はありませんのでフロントで教えてもらいました。「大雪ジンギスカン 銀鍵」でジンギスカンを食べる事にしました。 開店35周年記念セールでジンギスカン半額です。二人で6人前食べました。肉が厚くで軟くて美味しかったです。
       
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H22夏・きーさんの「北海道・東日本パスの旅」
第3日目 8月3日(火)           美瑛〜旭川